2/21 マッドマックス・トークライブ in 巣鴨 レポート

<2/21 マッドマックス・トークライブ in 巣鴨 レポート>

今回はゲスト有り企画だったので、ちゃんとレポートを!

3回目となった私めのマッドマックス・トークライブですが、今回は「マッドマックス2」ネタを軸に行いました。

しょっぱな「マッドマックス」1作目の宣伝を担当された方から得た新情報のレポートもやったのですが、それは色々重要な話が含まれております故、あらためて別枠で日記にまとめますので、しばしお待ちください。

で、まず最初、つかみのネタとしてこういうのを用意してみましたが、果たしてウケたのはどうか、ちょっと自身がありませんです。

さて本題。

●81年暮れに放映された日テレ特番についてのネタ。

映画秘宝EX の取材で、当時「マッドマックス2」撮影現場へ実際に行かれたカースタントの雨宮正信氏と、新倉廣治氏のインタビューに同行できましたので、その辺のエピソードを少々。お二方が撮った写真は超レアなので、その辺惜しげも無く掲載している「映画秘宝EX マッドマックス・ムービーズ」、もし未読の方いらっしゃったら是非!

しかしオーストラリアでは当たり前の情報でも、なかなか日本に伝わってこない情報ってあるよなぁ〜とつくづく思います。新倉氏からお話を伺って、マッドマックス2の空撮は、バイロン・ケネディの個人所有のヘリによるものであり、更には現場でそれを運転できるのはバイロン・ケネディしかおらず、全部自分で飛ばしていたっていう話を聞き、思わず唸りました。
上の特番画像、右側のショットなんかも、これはバイロン・ケネディが日本の撮影隊のためにヘリを飛ばして撮ったものでしょう。

この「カースタントに賭ける男たち」。新倉氏によるともう製作会社が存在していないとの事で、日テレに保管されていなければ、マスターは残っていないだろう、との事。
日本国内でいくつか当時の録画が確認できておりますので、やはりそこからオフィシャルのソフトに収録とか、そういう形で陽の目を見てほしいですね。

●ブロークンヒル・ロケ地ビデオ
次に、今回のためにわざわざブロークンヒル在住、マッドマックスミュージアムの館長エイドリアン・ベネット氏が撮影してくれたマッドマックス2ロケ地動画を、編集し字幕を付けて上映しました。

自分も11年前にブロークンヒル・ロケ地めぐりをしましたが、当時行けなかった場所も多く、今回、エイドリアン氏は半径100km以上の距離を2日に渡って移動し、主なものはほとんど撮影してくれて、ほんとにその労力に感謝でした。自分は氏とはまだ直接面識もないのですが…。
このすばらしい繋がり、以後も大切にしていきたいものです。

これはクライマックス、タンカーが横転するコーナーですね。ヒューマンガストラックが突っ込んで来る姿が目に浮かびます。

この直近のブロークンヒルの風景。数年前、豪雨のせいで植物が生い茂ってしまい、フューリーロードの撮影を断念せざるを得なくなった時に比べて、現状はかなり元の荒野に戻っているんですね。これも驚きでした。いやぁ、また行きたいもんです!

●野性少年エミル・ミンティ氏登場!

そして目玉企画。ネット電話経由でエミル・ミンティ氏の登場です。
色々予期せぬ技術トラブルがあって出だしがもたつきましたが、なんとか15分ほど、彼の姿をスクリーンに投影しながら、会場の皆でコミュニケーションを図る事ができました。

驚きのブーメランも登場。正真正銘、当時のプロップとの事。これは盛り上がりましたね〜。

今は宝飾品関係の仕事をされているエミル氏。これまた直接面識のない私のわがままを2つ返事で聞いてくれて、このようにサービス精神満点で出演してくれて、本当に感謝でした。
何より彼自身楽しんでいたようですし、娘さん、息子さん、奥さんまで紹介してもらえました。

技術的な難点はありましたが、今後もこのような形で海外の方と、イベントで通話するというのはアリですね。がんばって以後、問題点をクリアにして行きたいと思います。

しかし自分が高校の頃、まだ人語を話せなかった獣みたいな子供が今じゃすっかり立派になって…w

エミル氏、ありがとう!いずれ日本に来てくれる事を切に願うところです。

今回、参加はスタッフ入れて30名程。トークライブをやりはじめた当初からすると参加人数も落ち着いてきた感がありますが、少しでも需要があるうちはこうやって持っているネタを放出する場を作って、どんどんやっていきたと思います。

何せ、マッドマックスの新規ファンが増えるなんて嬉しい世の中が到来しているのですから、今やっとかないと後年後悔しそうですし。

おまけ画像
ヒューマンガス様ご本人(ケル・ニルソン)のサイン入りホッケーマスク!

ウォーリグのアクセル固定装置として使われた靴サイズ計測器。

いずれもフューリーロード仕様インターセプターのオーナー、KOUJIさんのブツでございました。

では次はあなたの街で!

画像提供 髑髏仮面さん