MMC2015 レポート・その2
<MMC2015レポート その2>
デイルさんとヴァーノンさんにだけはジョージ・ミラー監督が来るかもしれないと伝えていたのですが、色々情報が漏れて、結局監督が来ることを知らなかったのはどうやらジョアンヌさんだけだったようです。30数年ぶりのサプライズに彼女はかなり感激していたようです。
ミラー監督は撮影当時、自信を無くした時にティムさんに「間違った事はやってないから、きっと大丈夫だよ」と励まされたそうです。
その後、テ ィム氏は「若い頃、大した考えもなしに言った言葉を、大監督になった今でも覚えていてくれた事が嬉しい」と語っておりました。これは良い話です。
この舞台トークはムービープラスさんが収録して、YouTubeにUPしてくれていますので、未見の方、是非ご参照ください。
そして舞台挨拶の後はロビーに降りてマスコミ向けの記念撮影タイムです。
後ろから見るとこんな感じ。
で、このロビーに飾ったフューリー・ロード・インターセプター。これはオーナーが1仕様を一念発起して徹底改造したもの。映画が公開される前にこのクオリティのレプリカが日本に存在していた事は、誇るべき事であります。 元々、役者来日でインターセプターに乗るかもよ!、みたいなプロモ企画案があったので、車両貸出し依頼があるかも?と伝えたところ、「やっちまうか!」とスタートした大改造計画でした。
公開前の少ない資料の中で、よくぞここまで、というレベル。ボディのサビは塗装ですw
で、過去にも「マッドマックス」にはキャンペーン車両が作られておりまして、
1979年「1」公開時バージョン。
1981年「2」公開時バージョン。
どちらもマスタングベースです。2の方はメル・ギブソンとの絡みがありました。 TV特番では彼が運転するカットもあります。
仲間が気合入れて作った車両が、日本マッドマックス・キャンペーンカー史に残った訳で、これは自分の事のように嬉しいですね。 そしてこの車の前で記念撮影。映画ナタリーさんから無断拝借の画像ですが。
今回、私が 唯一監督と写った自慢の写真。超親しそうに見えるところがポイント。
インターセプターの出来栄えに喜んだ監督は、車両にサインをしてくださり。オーナーも「やった甲斐があった…」と猛烈に本当に喜びを噛みしめておりまして、私不覚にも涙がでそうになりました。
最後の最後は監督、ゲスト、玉袋さん、コンベンションスタッフの集合写真。これはマスコミでも一切使われませんでしたね。当たり前だ。どこかにちゃんとした写真あったらください!w
もう言うことなしでしょう。1作目公開から35年。まさかのイベントに関われたのはファン冥利に尽きると言っても過言ではありません。ホントに一生の記憶に残る素晴らしい一日でした。
<完>
と思ったら、自分らがゲスト用に予約入れてた居酒屋に監督も来るという話に。 マジすか! ホントに来たよ!
何しゃべってるか全然分からないのですが、ともかく皆さん、監督と旧交を温めておられました。監督は終始ニッコニコ! ちなみにこの写真に左側の座敷にコンベンションスタッフが寿司詰め状態です。 あり得ない光景。 もう感動が麻痺しちまって、おまけにこの居酒屋が最悪で…。
まあそれは置いといて、こうやって夢のような一日が終わったのでありました。 いやぁ、マッドマックス・ファンやっててよかった。ゲストの皆さん、コンベンションスタッフの皆さん、ワーナーさん、そしてミラー監督、皆さんありがとうございました!
<完>
と言いたいところですが、明けて6/6、マッドマックス・コンベンション2015の初日です!
やっとコンベンションの話に移れる!そして私のライフはもう0よ!
初日は長野・蓼科のホテルでコンベンション。大人数での移動なので、生まれて初めて観光バス借りましたよ、ええ。 なかなか快適。でもお高い…。
途中富士山が見えるSAで休憩。みなさんニッコニコ。
で、予定押し気味で長野に到着。会場では先発隊によるセッティングが完了。 お客さんたちも随分温まっているような。 ゲストがバスから降りるや、和太鼓隊による歓迎セレモニー。
実はこの和太鼓、セレモニー用曲とは別の演目として「怒りのデス・ロード」の劇中曲「BROTHER IN ARMS」を和太鼓アレンジしたのも用意していたのですが、時間の都合でお披露目できず。大変残念でした。いつか、陽の目を見てもらいたいですね。 この時点で披露しても、作品を試写で観ている人間はほとんど現場にいなかったので、まさに俺得企画だったのですが…。
ギャラリーが沸く中で、血が滾ったのか、デイルさんが「おい、バイクをよこせ!」とグーレプにまたがり、ホテルの駐車場でホイルスピン!
きゃーーーやめてーーーー!
<つづく>
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